高度異形成 [高度異形成]
このところ忙しく、ブログ放置状態のニャンコーです
子供がやっと寝付いたので少しだけ書きたいと思います
今日のお題は《高度異形成の発覚から手術まで》をサラッと
高度異形成、簡単に言うと子宮頸がんの一歩手前の状態です。
私の場合は、妊娠によって発覚しました。
妊娠初期のがん検診にて、どうも怪しいということになり、妊娠中に何度か肉取り検査をしたり、子宮をカメラで撮影したりして、一体どの様な状態なのかを調べたりしました。
妊娠中ということもあり、様子を見ながらの検査。
肉取り検査は結構痛みも伴い、検査後に出血もありました。。。
検査結果は二週間後。
ネットで子宮頸がんや高度異形成について検索する不安な毎日。
はたして子供は無事に産めるのだろうか?
私に何があっても、この子だけは産もう。
とか弱気になったりして
結果は高度異形成。
HPV(ヒトパピローマウイルス)の感染によって出来るらしい。
ちなみに成人女性の殆どがヒトパピローマウイルスを持っているとか。
私の場合は、あと1年ほど放置していれば子宮頸がんになっていたかもしれない状態でした。
本当ならすぐにでも手術が必要な状態だけど、妊娠中ということで、赤ちゃんへの影響を考えて、とりあえず産後まで様子を見ることに。
妊娠中は病の進行も遅いらしく、妊娠後期(出産前)にもういちど検索をして、進行が無いか確認。
そして無事出産。
もちろん産後すぐに手術出来ないので、子宮の回復を待って、産後約一ヶ月半経ってから、もういちど再検査。
その時の結果が何故か中等度異形成(高度異形成の一歩手前)
しかし、検索の結果は一部の細胞のみの結果なので、もっと奥に悪化している可能性もあるとの事でレーザーで焼き払う手術よりも、円錐切除という手術の方が良いと判断。
ここでそれぞれの手術の《メリットとデメリット(リスク)》について。
《レーザー手術》
腫瘍部分をレーザーで焼きつくす手術。
メリットは、手術が簡単で、出血なども少なく、短期の入院で済む。子宮への負担も少なく、次の妊娠や出産への影響が殆ど無い。
デメリットは、腫瘍部分を全て焼き尽くしてしまうので、細胞を採取してそれ以上の進行が無いかの検索が出来ず、後に不安が残る。
《円錐切除》
子宮頸部を円錐型に切除する手術。
メリットは、手術後に切除した細胞を調べ、更にひどい病気の進行が無いかのを調べれる。
デメリットは、子宮頸部を切除するので、子宮の口が短くなり、次の妊娠や出産への影響が出やすい。流産や切迫流産のリスクが高くなる。
※次の妊娠時は子宮頸部を紐のようなもので結び、流産を予防する処置を行う病院もあるそうです。
私の場合、次の出産は30代も半ばに差し掛かるであろう、それだけでもリスクは高いが、それでも癌の疑いが拭いきれないので、円錐切除をした方が良いとの先生のすすめで、止むを得ず円錐切除の手術をする事に。
検査に検査を重ね、産後4カ月にて手術が決定
手術後はどうしても入院が必要で、最低でも二泊三日は病院へとまることに。
手術は全身麻酔ということもあり、入院前一週間ほど、授乳でも大丈夫な下剤の薬で腸を空っぽに。
ここからは入院中の母と子のはじめての離れ離れの物語〜
手術前日に入院して、ギリギリまで母乳を飲ませ、その夜からは搾乳機でシュコシュコ。。。
手術当日は麻酔する為、一日、授乳は出来ないそう。
赤ちゃんは旦那と一緒に旦那の実家へ。
産後はじめての、はなればなれ
完全母乳だったので、哺乳瓶の練習もしてきたけど、案の定不安的中。
ミルク。飲んでくれない
無音のFaceTimeの向こうでは真っ赤に瞼を晴らした娘の姿が。。。
ごめんね。
まだ小さいのに辛いよね。
私も涙ぐみながら、笑顔で画面の向こうの娘をあやしてみる。
そしたら泣き止んでぽーっとこっちを見ている!!
わかるんだね!!
でも、ミルク飲んでくれないみたいで、パパもおじいちゃんもひいおばあちゃんも、みーんな必死であやしている様子がうかがえる。
でもどうすることもできないので、パパに託して電話を切って少ししたら、またおっぱいが張ってきたので搾乳機でシュコシュコ。。。
本当に切なかったなぁ。
でもその瞬間に、パパからメール!!
「飲んだ!!」
どうやらパパのお母さんが急遽、違う哺乳瓶のちくびを買いに走ってくれて、それに変えたら飲んだらしい!!
ピジョンのちくび!!最高!!
http://products.pigeon.co.jp/category/index-21.html
本当にお母さんには感謝。。。さすが、三人も育てた子育てのベテランは違うなぁ。と、つくづく思いました。
私も安心して、翌日の手術に向けて就寝。
しかし、おっぱいは張るので何度か起きて搾乳。
(さて、手術の話に戻ります。)
入院初日から、血栓防止の為の靴下を履いて、夕方からは絶食。手術当日の朝も絶食し、更に特大の下剤を注入。。。
搾乳もしてるし、もうこれ以上絞り出すものありません状態で、いよいよ手術。
変な話、手術前にはあの部分の毛を剃られました。
そして、いよいよ手術。
手術台まで歩いて寝転がり、点滴開始、すぐに眠る様になるから安心してていいよと先生の声。
麻酔中は自分で呼吸出来ないので人口呼吸器をつけられる。ドキドキする。「え?これ、息普通にしていいんですか?」とかわけわからないことを聞いたりして。先生には「大丈夫!特別な呼吸法とかいらないからね〜!笑」と突っ込まれる。
手術用のメスなどのカチャカチャいう音が頭に響き、徐々に薄れる意識。
手術は麻酔がとけるのも合わせると2時間くらい。
「ニャンコーさーん。起きてくださーい!!」
うむ?
目が覚めたらもう、手術終わってた。
しかもぐっすり寝てたみたい。
産後からこんなに熟睡したけとないってくらい熟睡した気分だったので、目覚めが良くて何故かすっごくハイテンションに。
付き添いに来た母に、いいから少し黙りなさい!笑。と突っ込まれるありさま。
しばらくはまだ水も飲めなくて、点滴と酸素マスクをつけられたまま横たわっているしかなく、ぼーっとしてると、思ってたよりもしんどくないなーって思ったりして。
30分ほど経過したか、看護婦さんが少し起き上がって一口飲み物飲んでみましょう。
自動のリクライニングで起き上がって向きを変えた途端、込み上げてきたのは吐き気。
なんか気持ち悪いです〜。とあと少し寝ておく事に
どうやらまだ麻酔が抜け切れていなかったみたいで、頭を振ると吐き気がした。
それからまたしばらくしてから起き上がってみると、さっきよりはましになってた!
これで夕食も食べれる!
とにかく究極にお腹が空いてたので、その日の夕食は全部食べたし、プラス母が買い置いてくれたパンを2つも食べて寝ました
その後は点滴のせいもあってか、おっぱいが張って張って、一晩中搾乳。。。
育児中、何度もおっぱい足りてるかなぁって心配してきたけど、いつの間にか赤ちゃんもおっぱいを上手く飲めるようになって、沢山飲んでくれていたんだなぁって、変な安心感を覚えた。
そして、術後の経過ぎ順調だった為、次の日には退院出来ることに。
一日ぶりのアキコ(赤ちゃん)との再会
顔忘れてないかな?おっぱい飲んでくれるかな??
不安でドキドキしながら待ってると、旦那の足音が!来たーっ!!
カーテンを開けたらアキコいたー!
私の顔見た瞬間にめっちゃ嬉しそうにニコーって笑った!!
そのあとは終始ニコニコでおっぱいも待ってましたとばかりにしがみついて飲んでくれました。
そして、最後の診察を終えて退院のお会計も済ませ帰宅。
退院後も数日、念の為旦那の実家へお世話になりました。
その一週間後、切除した細胞の検査結果と経過を見るために再び病院へ。出血も少なく順調!そして、検査結果も子宮頸がんの疑いも無く、悪性部分は全て切除出来たとのことで一安心!
更にその一週間後には、抜糸と子宮口が塞がらない為に入れていたチューブを取りにまた病院へ。
大体術後このくらいの時期に、切除部分の血管を塞ぐために焼いた皮膚のかさぶたが剥がれだして、出血がひどくなる場合があるらしいです。が、私は大丈夫でした。
今後は、まだ子宮の中のヒトパピローマウイルスがいなくなった訳ではないので、また悪化しないか定期的に検診が必要とのこと。(大体三カ月に一回とか)
とりあえずはこれで一安心
何にしても、子宮頸がんでなくて良かった!
命ある事、健康に生活出来ること、まだまだ子育て出来る事に感謝。
これからは自分の身体のことを、もっとだいじにこまめにメンテナンスしてあげようと思ったのでした。
がん検診。まさか自分が引っかかるとは。
本当に大事!!
子供がやっと寝付いたので少しだけ書きたいと思います
今日のお題は《高度異形成の発覚から手術まで》をサラッと
高度異形成、簡単に言うと子宮頸がんの一歩手前の状態です。
私の場合は、妊娠によって発覚しました。
妊娠初期のがん検診にて、どうも怪しいということになり、妊娠中に何度か肉取り検査をしたり、子宮をカメラで撮影したりして、一体どの様な状態なのかを調べたりしました。
妊娠中ということもあり、様子を見ながらの検査。
肉取り検査は結構痛みも伴い、検査後に出血もありました。。。
検査結果は二週間後。
ネットで子宮頸がんや高度異形成について検索する不安な毎日。
はたして子供は無事に産めるのだろうか?
私に何があっても、この子だけは産もう。
とか弱気になったりして
結果は高度異形成。
HPV(ヒトパピローマウイルス)の感染によって出来るらしい。
ちなみに成人女性の殆どがヒトパピローマウイルスを持っているとか。
私の場合は、あと1年ほど放置していれば子宮頸がんになっていたかもしれない状態でした。
本当ならすぐにでも手術が必要な状態だけど、妊娠中ということで、赤ちゃんへの影響を考えて、とりあえず産後まで様子を見ることに。
妊娠中は病の進行も遅いらしく、妊娠後期(出産前)にもういちど検索をして、進行が無いか確認。
そして無事出産。
もちろん産後すぐに手術出来ないので、子宮の回復を待って、産後約一ヶ月半経ってから、もういちど再検査。
その時の結果が何故か中等度異形成(高度異形成の一歩手前)
しかし、検索の結果は一部の細胞のみの結果なので、もっと奥に悪化している可能性もあるとの事でレーザーで焼き払う手術よりも、円錐切除という手術の方が良いと判断。
ここでそれぞれの手術の《メリットとデメリット(リスク)》について。
《レーザー手術》
腫瘍部分をレーザーで焼きつくす手術。
メリットは、手術が簡単で、出血なども少なく、短期の入院で済む。子宮への負担も少なく、次の妊娠や出産への影響が殆ど無い。
デメリットは、腫瘍部分を全て焼き尽くしてしまうので、細胞を採取してそれ以上の進行が無いかの検索が出来ず、後に不安が残る。
《円錐切除》
子宮頸部を円錐型に切除する手術。
メリットは、手術後に切除した細胞を調べ、更にひどい病気の進行が無いかのを調べれる。
デメリットは、子宮頸部を切除するので、子宮の口が短くなり、次の妊娠や出産への影響が出やすい。流産や切迫流産のリスクが高くなる。
※次の妊娠時は子宮頸部を紐のようなもので結び、流産を予防する処置を行う病院もあるそうです。
私の場合、次の出産は30代も半ばに差し掛かるであろう、それだけでもリスクは高いが、それでも癌の疑いが拭いきれないので、円錐切除をした方が良いとの先生のすすめで、止むを得ず円錐切除の手術をする事に。
検査に検査を重ね、産後4カ月にて手術が決定
手術後はどうしても入院が必要で、最低でも二泊三日は病院へとまることに。
手術は全身麻酔ということもあり、入院前一週間ほど、授乳でも大丈夫な下剤の薬で腸を空っぽに。
ここからは入院中の母と子のはじめての離れ離れの物語〜
手術前日に入院して、ギリギリまで母乳を飲ませ、その夜からは搾乳機でシュコシュコ。。。
手術当日は麻酔する為、一日、授乳は出来ないそう。
赤ちゃんは旦那と一緒に旦那の実家へ。
産後はじめての、はなればなれ
完全母乳だったので、哺乳瓶の練習もしてきたけど、案の定不安的中。
ミルク。飲んでくれない
無音のFaceTimeの向こうでは真っ赤に瞼を晴らした娘の姿が。。。
ごめんね。
まだ小さいのに辛いよね。
私も涙ぐみながら、笑顔で画面の向こうの娘をあやしてみる。
そしたら泣き止んでぽーっとこっちを見ている!!
わかるんだね!!
でも、ミルク飲んでくれないみたいで、パパもおじいちゃんもひいおばあちゃんも、みーんな必死であやしている様子がうかがえる。
でもどうすることもできないので、パパに託して電話を切って少ししたら、またおっぱいが張ってきたので搾乳機でシュコシュコ。。。
本当に切なかったなぁ。
でもその瞬間に、パパからメール!!
「飲んだ!!」
どうやらパパのお母さんが急遽、違う哺乳瓶のちくびを買いに走ってくれて、それに変えたら飲んだらしい!!
ピジョンのちくび!!最高!!
http://products.pigeon.co.jp/category/index-21.html
本当にお母さんには感謝。。。さすが、三人も育てた子育てのベテランは違うなぁ。と、つくづく思いました。
私も安心して、翌日の手術に向けて就寝。
しかし、おっぱいは張るので何度か起きて搾乳。
(さて、手術の話に戻ります。)
入院初日から、血栓防止の為の靴下を履いて、夕方からは絶食。手術当日の朝も絶食し、更に特大の下剤を注入。。。
搾乳もしてるし、もうこれ以上絞り出すものありません状態で、いよいよ手術。
変な話、手術前にはあの部分の毛を剃られました。
そして、いよいよ手術。
手術台まで歩いて寝転がり、点滴開始、すぐに眠る様になるから安心してていいよと先生の声。
麻酔中は自分で呼吸出来ないので人口呼吸器をつけられる。ドキドキする。「え?これ、息普通にしていいんですか?」とかわけわからないことを聞いたりして。先生には「大丈夫!特別な呼吸法とかいらないからね〜!笑」と突っ込まれる。
手術用のメスなどのカチャカチャいう音が頭に響き、徐々に薄れる意識。
手術は麻酔がとけるのも合わせると2時間くらい。
「ニャンコーさーん。起きてくださーい!!」
うむ?
目が覚めたらもう、手術終わってた。
しかもぐっすり寝てたみたい。
産後からこんなに熟睡したけとないってくらい熟睡した気分だったので、目覚めが良くて何故かすっごくハイテンションに。
付き添いに来た母に、いいから少し黙りなさい!笑。と突っ込まれるありさま。
しばらくはまだ水も飲めなくて、点滴と酸素マスクをつけられたまま横たわっているしかなく、ぼーっとしてると、思ってたよりもしんどくないなーって思ったりして。
30分ほど経過したか、看護婦さんが少し起き上がって一口飲み物飲んでみましょう。
自動のリクライニングで起き上がって向きを変えた途端、込み上げてきたのは吐き気。
なんか気持ち悪いです〜。とあと少し寝ておく事に
どうやらまだ麻酔が抜け切れていなかったみたいで、頭を振ると吐き気がした。
それからまたしばらくしてから起き上がってみると、さっきよりはましになってた!
これで夕食も食べれる!
とにかく究極にお腹が空いてたので、その日の夕食は全部食べたし、プラス母が買い置いてくれたパンを2つも食べて寝ました
その後は点滴のせいもあってか、おっぱいが張って張って、一晩中搾乳。。。
育児中、何度もおっぱい足りてるかなぁって心配してきたけど、いつの間にか赤ちゃんもおっぱいを上手く飲めるようになって、沢山飲んでくれていたんだなぁって、変な安心感を覚えた。
そして、術後の経過ぎ順調だった為、次の日には退院出来ることに。
一日ぶりのアキコ(赤ちゃん)との再会
顔忘れてないかな?おっぱい飲んでくれるかな??
不安でドキドキしながら待ってると、旦那の足音が!来たーっ!!
カーテンを開けたらアキコいたー!
私の顔見た瞬間にめっちゃ嬉しそうにニコーって笑った!!
そのあとは終始ニコニコでおっぱいも待ってましたとばかりにしがみついて飲んでくれました。
そして、最後の診察を終えて退院のお会計も済ませ帰宅。
退院後も数日、念の為旦那の実家へお世話になりました。
その一週間後、切除した細胞の検査結果と経過を見るために再び病院へ。出血も少なく順調!そして、検査結果も子宮頸がんの疑いも無く、悪性部分は全て切除出来たとのことで一安心!
更にその一週間後には、抜糸と子宮口が塞がらない為に入れていたチューブを取りにまた病院へ。
大体術後このくらいの時期に、切除部分の血管を塞ぐために焼いた皮膚のかさぶたが剥がれだして、出血がひどくなる場合があるらしいです。が、私は大丈夫でした。
今後は、まだ子宮の中のヒトパピローマウイルスがいなくなった訳ではないので、また悪化しないか定期的に検診が必要とのこと。(大体三カ月に一回とか)
とりあえずはこれで一安心
何にしても、子宮頸がんでなくて良かった!
命ある事、健康に生活出来ること、まだまだ子育て出来る事に感謝。
これからは自分の身体のことを、もっとだいじにこまめにメンテナンスしてあげようと思ったのでした。
がん検診。まさか自分が引っかかるとは。
本当に大事!!
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